「自然を守れるのか?2020年オリンピックカヌー会場」

新緑の季節となり、眩しいくらいの緑の樹木たち。この都庁のある新宿でも緑の木々が美しいです。まもなくブラジルではサッカーの世界大会が開催されますが、2020年オリンピック・パラリンピックにむけて、東京都も動き出します。「環境保全」と両立するオリンピックの開催のはずですが、施設建設にあたっては、新国立競技場の規模やカヌー会場となる都立葛西臨海公園の環境保全が問題になっています。そのうち、都立葛西臨海公園(江戸川区)は、すでに公園建設を行い20年以上の月日が流れているため、木や花々が育ち自然豊かな環境になっています。

 

昨年の秋、都議会生活者ネットワークは、野鳥の会事務局長の飯田さんの案内で会場を見て回りました。豊かな生態系が発達し、カヌー会場予定地の西側だけでも76種の野鳥や146種の昆虫などが生息し、23区で絶滅危惧種に指定されている生物も26種類確認されており、施設建設によっての自然破壊が心配されています。

 

東京都招致委員会によると、カヌー競技会場は、2019年5月完成を目指し17年には着工する計画です。2015年には、環境影響評価がまとめられ、詳細な設計図をつくる必要があります。

そこで、5月25日の日曜日に、公園内を日本野鳥の会の案内で、残された自然と飛来する野鳥を観察しながら巡ります。多くの都民の方々に現地を見ていただき、この問題をご一緒に考えて生きたいとバスツアーを企画しました。ぜひ、ご参加下さい。

 

   5月25日(日) ~オリンピック予定地を巡る~

           「都立葛西臨海公園に行こう」

      

    集合 8:10 山野公園(世田谷区砧6-10)

             小田急線祖師谷大蔵駅 徒歩5分

       8:45 三軒茶屋みずほ銀行前

            東急 田園都市線駅上