「女性が輝けるだろうか?この東京で!」
日本国政府が主催する「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」9月12日~14日に関連して開催されるシャイン・ウィークス(9月8日~19日)に、都をあげて参加し、その一環として「女性が輝くまち・東京シンポジウム」が、開催されました。
舛添知事が、男女企業経営者ら3人と意見交換を行い、その中で、舛添知事は、「東京都は、女性の局長はゼロという状況。これまでまじめに女性の管理職を育ててこなかった。都は反省しないといけない」と、延べ、2020年までに、女性の管理職を20%に増やす方針を示しました。
すでに、フランスは、閣僚16人のうち8人が女性、今年施行される法では、2017年までに、企業の役員の40%を女性にしなければならず、この数値目標を達成できなかった場合には、政府の公共入札の資格がなくなると、先進的な事例をパネリストの佐々木かをりさんが、紹介されていました。
また、社長でもあり子育てを実践した青野慶久さん(サイボウズ株式会社)は、夏休みの間、子どもを会社に連れてきてもらったり、社長自ら育児休暇を取得したり、人事制度などにワークライフ・バランスに配慮した制度を導入した結果離職率が低下したと話しており、経営者の価値観で、企業は変われるのですから、行政もそれに負けないよう、取組みを進めていく必要があると思います。
「これから東京で女性が輝いていける社会の実現を」。。。と、企画されたシンポジウムの開催日、皮肉にも都議会では、男女共同参画議連が再開されましたが、マスコミの囲み取材で、この議連の会長に就任したばかりの議員が、「結婚したらどうだ」私的な場なら私も言うと発言。また、騒動になっています。
野次問題の後で、会長としての認識不足の発言、問題の本質が解決されていないことに、愕然としました。東京の未来を語る都議会で、このような事ばかり繰り返されていては、ますます都民の失望は大きくなるばかりです。